記念館概要
港の見える丘公園の展望台の南側に広がる沈床花壇の奥にアーチ型の屋根と赤レンガ色の外観が一際目立つ館。横浜ゆかりの作家
大佛次郎の没後、遺族から、蔵書や遺品が横浜市に寄贈され、1978年(昭和53)5月1日、大佛次郎作品にもたびたび登場する山手の地に、大佛次郎記念館が開館しました。
建物について
この建物の設計は、倉敷出身で大原美術館分館を設計したことでも知られる浦辺鎮太郎(うらべしずたろう)によるもので、青いステンドグラス、白い壁、レンガタイルの赤は、フランス国旗の三色をイメージしています 1978年度、神奈川県下建築コンク-ル最優秀賞を、翌年の1979年には、第20回建築業協会賞(BCS賞)を受賞しています。
フロアマップ
1階
2階
館内施設
エントランス・ロビー
パネル展示大佛次郎の生涯
常設展。大佛次郎の生涯をパネルで紹介しています。
ねこ写真展等の企画展示
期間により、企画パネル展示を開催しています。
和室
お茶会や同窓会、句会等に、ご利用いただけます。17.5畳、定員25名。
会議室
句会や会議、立礼式のお茶会等に、ご利用いただけます。定員20名。
閲覧室
大佛次郎作品や、関連する書籍をお読みいただくことが出来ます。
2階ギャラリー
年3回テーマ展示を開催。
歴史、ライフスタイル、美術など多彩な切り口で、大佛次郎の人となりや作品を紹介しています。
展示室
常設展。原稿や、初版本、書簡などから、作品と生涯を紹介しています。
愛蔵品コーナー
大佛次郎の交友関係に焦点をあて、大佛次郎記念館所蔵の美術品を紹介しています。
記念室
大佛次郎の居室を再現した部屋。
机や椅子、ベッド等、大佛次郎が実際に使用したものを展示しています。
サロン
観覧の後ゆっくりとおくつろぎいただけるスペース。
期間によって、イベントや、テーマ展関連の動画放映、関連展示などを行っています。