大佛次郎×ねこ写真展2019

ねこ写真展

要入館料

開催終了

真っ黒なふわふわちゅかまえたの(となりのぽぽた。)
真っ黒なふわふわちゅかまえたの(となりのぽぽた。)
2月26日(火)から、大佛次郎×ねこ写真展2019~猫は、生涯やさしいの伴侶~ が、スタートします。 生涯で優に500匹は飼ったという豪語する大の愛猫家だった大佛次郎。エッセイや小説にも多く猫を取り上げ、その作品は60作を数えるほどでした。 3回目の今回は、190名・484点のご応募をいただきました。 今回より応募作品に一言を添えていただける趣向となっていて、撮影者の気持がより伝わる展示になっています。≪いまじねーしょんねこ2019≫では、大佛次郎が戦後まもなくの頃を書いた現代小説『帰郷』(小学館P&D文庫)の一文をお題にしています。16個のお題にピッタリ来る、ねこ写真を選りすぐって展示します。※ 3月25日(月)~4月2日(火)休館 ただし、3月28日(木)~3月31日(日)の期間は1階のみ開館し「大佛次郎×ねこ写真展2019」はご観覧いただけます。(この期間のみ入館料はかかりません) どんな、写真がコラボするのでしょうか・・・。こちらもぜひお楽しみに!

≪いまじねーしょんねこ2019≫のお題を紹介

① 「つくづくと、日本の春だなあと思う。とろりとして、この柔らかさは。」 P149 牛木

② 「いつ、どんな場所にいても、母親のことを考え始めると、ぬくめたミルクのように柔らかいものが、 胸にひろがって来るのを覚える。」 P175 伴子

③ 「生きていやがる!」 P185 雄吉

④ 「こう見えても、奥さん、僕ァ、これで、その、なんですよ。素晴らしい女性とランデ・ヴウに行く ところなんだ。」 P196 小野崎

⑤ 「そうですよ。あの町ですよ、昼寝しているように、いつも静かな・・・」 P200 小野崎

⑥ 「堪忍して下さいまし。私には出来ないことです。」 P221 伴子

⑦ 「でも、そこをなんとか・・・・・」 P270 俊樹

⑧ 「こうやって、ぼんやりしているのが好きなのだ」 京都に遊びに来たら、こうしているのが本当だろうと、問い返しているような明るい調子であった。 P294 恭吾

⑨ 「怒るならばよいのだ。泣くのはおかしい。」 P337 恭吾

⑩ 「お似合いになるわ。ほんとうに、おきれい!」 P367 伴子

⑪ 「やはり、私のことを憎んでらっしゃるんですわ」P376 左衛子

⑫ 「気がついてみたら、まったく自分のためだけに、今日まで生きて来たのだ。」 P409 恭吾

⑬ 「子供のことを考えていると、心がきれいになるものだ。親とは、そういうものなのだな。」 P419 恭吾

⑭ 「とうとう、私、まいりました」 P415 左衛子

⑮ 「覚悟はしてまいりました。お気のすむようになさって下さいまし。」 P420 左衛子

⑯ 「運だけね」「そうです。運だけだ」 P428 左衛子、恭吾

イベント概要

開催期間
時間
4月〜9月 10時〜17時30分(最終入館17時00分)
10月〜3月 10時〜17時00分(最終入館16時30分)
会場
大佛次郎記念館 1階会議室
会場住所
〒231-0862 横浜市中区山手町113
料金
無料(要観覧料)
主催
大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
協力
ジャパンクリエイト株式会社
協賛
美濃屋あられ製造本舗/横濱元町霧笛楼/株式会社ポンパドウル/株式会社ホテルニューグランド

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