パリ・コミューン150年記念「パリ燃ゆ~名もなき者たちの声」

要入館料

開催終了

本年2021年は、パリ市民による自治政権1871年のパリ・コミューン成立から150年にあたります。 これを舞台に描いた大佛次郎の『パリ燃ゆ』は、コミューンに参加した無名の人々を主役とし、大佛が“事実”と確認できることがらを「煉瓦のように積み上げた」作品です。 執筆にあたり大佛はパリを訪れ、コミューン当時、バリケードが築かれた街路を歩き、古書店で多くの資料を集めました。今回の展示では市民たちの生活に焦点を合わせ、大佛次郎が収集した資料に加え、その後記念館が集めたコレクションから、版画やポスターをはじめとする資料約60点をピックアップし、当時の市民がおかれた状況や思いを探ります。 当時の社会的評価ではなく、“事実”にこだわった『パリ燃ゆ』の文章と、150年前の様子を今に伝える鮮やかな資料から、パリを生きた、名もなき民衆の声を浮かび上がらせます。(本展は、文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業です。)

【展示解説】 10月9日(土)、11月13日(土)、12月11日(土) 14:00~14:30

 

【たてものミニ・ミニトーク】9月18日(土)、10月16日(土)、11月20日(土)、12月18日(土) 14:00~14:15

 

 

【関連イベント①】大佛次郎記念館所蔵のカリカチュアを、デジタルサイネージで、一挙公開!

大佛次郎記念館では、2600点にも及ぶ、カリカチュア(風刺画)を含む版画類を所蔵しています。

今回の展示では、普仏戦争からパリ・コミューン期のカリカチュアや版画を中心に選りすぐりの1000点を、デジタルサイネージで公開します。大画面で見る版画は大迫力です。

 

【関連イベント②】 大佛次郎記念館 日仏会館 フランス国立日本研究所 共催展示

    「パリ・コミューン150年 大佛次郎記念館カリカチュア・コレクション」展

 

【関連イベント③】大佛次郎愛蔵レコード音源の再生

大佛次郎愛蔵レコードから、J.Bクレマン作詞“さくらんぼの実る頃 Le Temps des cerises”や、 E.ポティエ作詞 “インターナショナル L’Internationale”など、パリ・コミューンに関連した楽曲をデジタル音源化。展覧会会場でお聞きいただけます。

(協力)協同電子エンジニアリング株式会社(Phasemation)

 

【関連イベント④】 ピコンリキュールのごほうびサバラン(10月から 期間限定) 

2021年10月 ポンパドウル元町本店で、ピコンリキュールのごほうびサバラン(324円(税込))の販売がスタートします。(10/23~10/31は販売休止)

大佛次郎が愛飲したオレンジの香りが爽やかなピコンリキュール。

ごほうびサバランは、その名にふさわしく、ピコンリキュール・シロップがたっぷり浸みこんだブリオッシュ生地と、カスタードとホイップの2種類のクリームが絶妙なハーモニーを奏でる贅沢な逸品。

サバランを味わえば、大佛次郎が感じたであろうフランスの風を、あなたも感じられるはず・・・。11月頃までの期間限定で、販売は元町本店のみというレアな商品ですので、お見逃しなく!

 

 

【オンライン関連イベント】講演会「箱館戦争とフランス人たち」同時通訳付き

2021年11月22日(月) 18:00〜20:00
オンライン開催
参加費無料、要事前申込
日仏会館フランス事務所 | イベント・カレンダー | 箱館戦争とフランス人たち
講師: クリスチャン・ポラック(明治大学、フランス国立社会科学高等研究院)
ディスカッサント:樋口雄彦(国立歴史民俗博物館)
司会:ベルナール・トマン(日仏会館・フランス国立日本研究所)
主催:日仏会館・フランス国立日本研究所
協力:日仏歴史学会、大佛次郎記念館
問合せ:日仏会館・フランス国立日本研究所 E-mail: contact[@mfj.gr.jp を付けてください]

 

 

ジル 風刺画新聞「レクリプス(蝕)」1870年9月11日号「ライオンの目覚め」
アレクシ「パリ:私は自由でありたい」
ドラネ《包囲下パリの思い出》

動画

展示解説①
展示解説②

展示概要

開催期間
開館時間
4月〜9月 10時〜17時30分(最終入館17時00分)
10月〜3月 10時〜17時00分(最終入館16時30分)
会場
大佛次郎記念館 2Fギャラリー
会場住所
〒231-0862 横浜市中区山手町113
観覧料
高校生以上200円 中学生以下無料
主催
大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
協賛
株式会社浦辺設計/株式会社ポンパドウル/横浜高速鉄道株式会社

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