「花と語らう―大佛次郎の花ごよみ」

要入館料

開催終了

佐多芳郎・画『櫻子』見返し
大佛次郎にとって、庭に根をはる花木や、毎年可憐な花を咲かせる草花は「古くからの友人」「伴侶」に例えられる存在でした。大佛次郎の草花への愛情は、季節の移ろいや旅をテーマとする多くのエッセイに刻まれたほか、花のモチーフは人間の心のありようを映す存在として現代小説「風船」や時代小説「櫻子」など、数々の小説の中にも登場します。 また、自然に対する鋭い観察眼と視点は、環境保護の必要性をいち早く唱える原動力にもなりました。市民運動として鎌倉風致保存会設立に結実した他、横浜市への提言(フランス山返還時の「リラの森」)や新聞等を通じた社会への発信につながっています。  本展では「花」を切り口に大佛作品をとらえることで、五感に響く瑞々しい文章を味わいつつ、そこに込められた大佛次郎の思いを探ります。 五感で感じる「花」をテーマに関連展示やイベントも満載です!

 

 

聞いて 展示会場に設置されたQRコードにアクセスし、作品の朗読をお聞きいただけます

嗅いで モイストポプリで感じる春・夏の花コーナー(10/5~10/9:1階会議室)開催

触って 秋の花で作るモイストポプリワークショップ(10/5 15:00-16:00 予約不要・参加費無料)開催

味わって 大佛次郎記念館併設のティールーム「霧笛」では、花にちなんだドリンクメニューが登場

体験して 大佛次郎記念館文学ウォーキング「花と語らう、秋の花園ツアー」(11/4 9:00集合 事前申込制500円)

 

主な出展予定資料
○大佛次郎・原稿 エッセイ「薔薇を植ゑる」、「屋根の花」、「母子像」、「千本桜」他

○大佛次郎・原稿 時代小説「櫻子」

○佐多芳郎・画「櫻子」

○島田四郎・画 花のデッサン

○大佛次郎が所蔵していた書籍より 辻永『萬花圖鑑』、牧野富太郎『原色少年植物圖鑑』、野藤右衛門著・堀井香坡画『桜』他

 

展示解説 9/28(土)、10/12(土)、11/9(土)、12/14(土) 14:00-14:30 (10月以降は第2土曜日)

ミニ・ミニトーク 大佛次郎記念館~建築の魅力発見 9/22(日)、10/20(日)、11/17(日)、12/22(日) 14:00-14:15

 

 

 

展示概要

開催期間
開館時間
4月〜9月 10時〜17時30分(最終入館17時00分)
10月〜3月 10時〜17時00分(最終入館16時30分)
会場
大佛次郎記念館 2Fギャラリー
会場住所
〒231-0862 横浜市中区山手町113
観覧料
高校生以上200円 中学生以下無料
主催
大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
協賛
株式会社浦辺設計/株式会社ポンパドウル/横浜高速鉄道株式会社/大佛次郎研究会
ウォーキング協力
横浜市環境創造局(サカタのタネ グリーンサービス株式会社)

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