2019年はラグビーワールドカップが開催され、横浜は大会の最後を飾る決勝戦が予定されています。
横浜に生まれ、昭和を代表する作家・大佛次郎は、文壇きってのスポーツマンであり、 野球に始まり、ラグビー、ヨット、テニス、ゴルフ、スキーなど、学生時代から多くのスポーツに親しみました。また、プレーヤーだけでなく野球やラグビーに声援を送る一観客として、国籍や肌の色を異にしていても「スポーツを介して深い親愛の情が生まれる」ことを、「スポーツの美しい魔力」と捉え大いに語っています。今回の展示では、そんな大佛次郎のスポーツにまつわるトピックスを、10のストーリーに仕立てて紹介します。
大佛次郎の現代小説「白い姉」(1931)に登場するラガーマンをはじめ、ベーブ・ルース自伝の翻訳(1923)、戦争によって途絶えていた六大学野球の復活など、多彩な切り口で大佛のスポーツへの愛情に迫ります。
テーマ展示解説 :8/11(土・祝)・9/8(土)・10/13(土)・11/10(土) 14:00~14:30
ミニ・ミニトーク:大佛次郎記念館~建築の魅力発見
7/21(土)・8/18(土)・9/15(土)・10/20(土) 14:00~14:15
第1話 ラグビー
慶應義塾體育會蹴球部 タイガージャージー 資料協力:黒黄会
第2話 テニス
第3話 スキー
第4話 ヨット
第5話 ゴルフ
第6~10話 大佛次郎と野球にまつわるストーリー