大佛次郎研究会 第33回公開発表会

大佛次郎研究会公開発表

予約不要

開催終了

1.研究発表 「大佛次郎、晩年の思い出~ニューグランドのスープ、届ける~」田代 昌史 (たしろ まさし 大佛次郎研究会会員)築地がんセンターへの入退院を繰り返していた晩年の大佛次郎。病状を気遣う二人のホテル・ニューグランドの役員がいた。社長の野村光正さん、監査役の山上貞さんである。この二人に頼まれて、築地までニンジン入りのスープを届けたことがある。大佛次郎の好物とのこと。看病役の野尻政子さん(当時、報知新聞記者)にお届けした。 2.朗 読 大佛次郎作短編小説「離合」原田静(はらだ せい 大佛次郎研究会会員)  3.研究発表 「『鞍馬天狗』をめぐって」秋林 哲也 (あきばやし てつや  大佛次郎研究会会員)鞍馬天狗は長編短編あわせて四十七作ある。大正十三年に第一作が書かれ、昭和四十年まで続いた。当初は大佛次郎にとってある種の「戯作」だったのだが、しだいに自身の文学のテーマをこめるようになってゆく。天狗の「進化」といわれるゆえんだ。それはまた、大佛次郎の進化といっていいのではないだろうか。

イベント概要

開催期間
時間
14時00分~16時40分(開場13:30)
会場
神奈川近代文学館 中会議室
会場住所
〒231-0862 横浜市中区山手町110
料金
資料代:500円  先着200名様 ※当日会場へ直接お越しください。予約等はありません。
主催
大佛次郎研究会
共催
大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
後援
神奈川近代文学館(公益財団法人神奈川文学振興会)

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